奇妙な名前に惹かれて…宇霊羅山へ

平成26年5月5日
登った日:5月1日
メンバー:T&Y
宇霊羅山は岩手県の北方、沿岸部に位置する岩泉町にあります。
以前からこの名前が気になっていたので今回下北半島方面へ旅する途中寄ってみることにしました。
識者の見解によると「ウレイラ」とはアイヌ語で「霧の多い山」、あるいは「ウレ=集落の背後の高い山、イォロ=岩山」の変化したものといわれているが、北東斜面に多い洞穴と関連する伝説もあるとあります。
東北地方にはアイヌ語に由来する土地の名前が沢山残っています。この歴史的考察は後にするとして
『宇霊羅』については前期の通りのようです。

宇霊羅山までのアプローチは5時間、途中脇見運転で対向車とニャミスもなんとか無事岩泉町に到着。
何時もの事ながら登山口を探すのが大変。初め郵便局で訪ねると若い職員は解らないという。少し年配の人が出てきて教えてくれる。更に教えられた狭い道に入ってからまた地元の人に尋ねると最初の人は解からないという。次にやや年配のご婦人に尋ねると詳しく教えてくれる。あぁーこの人は登ったことがあるのだ。地元の小学生も遠足で登るというから難しい事はないようだ。
ゆっくりゆっくり歩いて1時間30分で山頂へ。標高差500mの登り一方の山で何の取得も無いようだ。1時間で下山、車にたどり着いたら予報通り雨、運が良いなー。

宿へ入るにはまだ時間があるので『龍泉洞』の見学に行く。入坑料が1000円と高い、Yは以前見た事が有るというので自分だけ入ってみる。正月に見たオーストラリアの鍾乳洞よりスケールが小さい。
GWとあって観光客で賑っていました。

宿へは3時過ぎに入り温泉で旅の疲れを癒し、ビールで乾杯。
思えば遠くへ来たもんだなー、俺も相当の物好きだよねー。