会津の山を歩く…二岐山&七ヶ岳

平成24年10月14日
 東北地方では会津の天気が良さそうなので出掛け来しまた。
メンバー:単独
福島県浜通り、中通、会津と三つに分類されていますが、今回登った二岐山(1,544m)は中通・天栄村にあります、
どちらかと言うと会津に近い山です。又七ヶ岳(1,635m)は南会津の山です。


 13日: 二岐山
アプローチ&コース:石巻5;00→東北道郡山南IC→二岐温泉→御鍋神社登山口8;30〜8;45→山頂10;35〜11;00
          →御鍋神社登山口12;05 アプローチ3時間30分  山行時間2時間55分
魅力的な山と言う印象はなく只登って下りてきたというのが実感でした。それでも15人程の登山者と出会いました。
  八丁坂        男岳坂       ブナ平         ツキヨ茸      アスナロ平     二岐山頂







今年はキノコが不作と言われていますがツキヨ茸だけは元気なようです。
美味しそうに見えますね、食べたらイチコロですよ。


 あまり早く下山したので湯野上温泉まで行き風呂に入り今夜のネグラ予定の(道の駅たじま)に向かいました。
時間が余りすぎなので七ヶ岳登山口の偵察に出掛けました。登山口には2台車が有りヒゲのオジサンが居たので
声を掛けると、私と同じく登山口の確認に来たと言う。初めての山は登山口を探すのに苦労しますからね。
コンビニで食糧を調達、車中で食事、早目に就寝。今回も車中泊組が10数台いました。

 14日: 七ヶ岳
コース:羽塩登山口6:30→七ヶ岳一の岳山頂9:00〜9:20→11;00登山口 山行時間 4時間30分

 (道の駅たじま)から15分位で登山口へ到着、途中の集落で朝火事が有り消防団やポンプ車が多数駆けつけて来る最中でした。
この山は七つの峰から構成されているので七ヶ岳と言われているそうです。健脚な登山者は七つ踏破するようですがオイボレは
一の岳でお終いです。登りは先ず平滑沢を遡上、緩やかな勾配で水が流れています。
当然ツルツル滑ります、出来るだけ水の流れている場所を歩きます。流れていない場所はコケむして滑りやすいのです。
此処を下るのも大変だなぁーと思いながら1時間程登ると漸く土の登山道へ出ました。


 しかし、此処から又又急登の連続、尾根筋まで1時間、大変な思いで辿りつきやれやれと一休み。うん!!山頂は何処かな??
何とすぐ目の前が山頂でした。山頂に着くと昨日のヒゲのオジサンが私を待っていてくれました。
地図を広げ日光連山、那須連山、燧ガ岳等‥説明してくれる。ここはもう隣が関東なんだ、山々が霞んで連なっていました。
此のオジサン(私より10才若い)、明日は尾瀬の方へ行く予定だとか、元気が良いですね。


  平滑沢    白樺林の登山道  七ケ岳山頂から周辺の山  二の岳方面    七ヶ岳山頂     燧ケ岳




 


下山に掛り下方を覗くと、うーんずいぶん急な坂道だなぁー。木の枝や備え付けのロープに掴まりながら何とか沢まで下ると
下の方から賑やかな声がして来る。先頭の人はツァーガイドのようで15人の団体なので御迷惑かけますと丁寧に挨拶される。
野田からの登山者だとのこと、やはりこの山は関東圏なんだと妙に感心。やり過ごして少し下ると先ほどよりもっと賑やかな
グループが登って来る。少し広い所へ避けて待つことにする。足元を見るとキノコが沢山あるではないですか。
見過ごすのはもったいないと思いポリ袋を取り出し採り方に専念しているとグループのご婦人がキノコ採りに来たんですかと言う。
いや、皆さんが登って来るのを待っていたんですよ、あらー。また別のご婦人がそれは食べられるのですか。
うーん、友達に食べさせてなんともなかったら私も食べようかと思っています、うーんまァー。

 30人あまりの団体さん、二人が相次いでお尻からひっくり返っている。仲間の人たちが起こしまた登ってゆく。
あァーァもう濡れて歩くのも大変だろうに。
人の振り見て我が振り直せとばかり慎重に下る、無事登山口に辿り着く。こんな厳しい山に団体で来るとは驚きだね。
緊張の連続だったが登り甲斐の有る山でした。


 会津は遠いね、まだまだ登っていない山が有るけど来年にしましょう、元気でいればね。