秋の小安峡を歩く

平成28年10月16日
行った日:10月15日
メンバー:T&Y
栗駒山系の紅葉が見頃になったと報道されていたので行って見ました。
今回は混雑を避けて秋田県側の小安峡へ行ました。
しかし、まだ紅葉には早いようでした。折角なので小安峡へ降りて行きました。




60mの標高差が有り急な階段を下りて行くとダイモンジソウが出迎えてくれました。
遊歩道は歩き易く安全に整備され誰でも歩けるようになっています。岩の間から吹き上げる水蒸気の噴煙は熱風となり降りかかってきます。地球の鼓動が聞こえるようでした。帰りは反対側の階段を何度も休みながらようやく上ってきました。心臓には大きな負担が掛かりました。


小安峡から湯沢市雄勝町方面へ下ると稲庭地区に出ます。ここは『稲庭うどん』で有名な地区で某うどん店に入り食べてみました。喉越しが良く美味いです。大勢の御客でゴッタ返していました、店の中で顔見知りの方に出会い写真が趣味でアッチコッチ歩いていると話していました。更にR13号を経てR108号から秋宮温泉手前で泥湯温泉へと向かいました。普段は余り車が通らない狭い道なのですが紅葉時期と有って沢山の車とすれ違いました。泥湯温泉の近くには噴火の名残というか地肌がむき出しになった『川原毛地獄』が有ります。
此処も地面から硫黄分を含んだ水蒸気が吹き上げています。地球は生きていると実感できる場所の一つです。


この道中、大規模な道路工事や、何やらこれも大規模な構造物が作られていました。
交通誘導員に聞いてみると地熱発電所の建設中だそうです。稼働は平成31年を目指しているとか。東北地方には数か所地熱発電所が有り限られた資源の活用が図られています。東日本大震災以後太陽光発電風力発電の設備がかなり作られています。安全なエネルギーの供給に期待したいと思います。
もう少し経ったらまた紅葉狩りに行ってみようかなぁ〜。