蔵の街・増田再訪

平成28年6月12日
旅した日:6月11日
同行者 :T&Y&Do
蔵の街・増田のパンフレット

石巻からR−398で栗駒山を超えて秋田県横手市増田町へ。
行きの所要時間は3時間30分でした。
以前は孫の子守をしながら行ったのでゆっくり説明を聞けなかったので再訪。
増田町は内陸部の為この日は大変暑く30℃もありました。










山吉肥料店  内蔵の前で説明を聞く  釣りキチ三平の図案のマンホール


山吉肥料店の蔵は一番新しく昭和12年の建築だそうです。これ以降は蔵は建たなくなったとか。
通常間口4間半が標準なのそうですが、この家は9間有るそうです。
しかも奥行100m、敷地面積は約500坪有るとか。
今でも蔵は生活の場として使用しているそうで、夏涼しく、冬暖かく快適だという事でした。
建物の構造材は大変太く今では手に入りづらい代物のようでした。


この街の商人はなんで儲けたのか?、川運で運ばれてきた葉タバコや蚕糸の売り買いで
財を成したそうです。
以前訪れた栃木市の蔵の街も同じく川運での商いで儲けたと言っていました。
その後道路網の整備や蚕糸も化繊に押されてすたれ、静かな町に戻ってしまったとか。


釣りキチ三平の作家・矢口さんはこの街の出身だそうで、下水のマンホールに
その図柄が用いられていました。
地方の町は活気を取り戻そうとあの手この手で街興しをしていますがなかなか大変なようです。
救いは街並み保存に国から補助金が出ることぐらいのようです。


帰路は秋田道、東北道経由で帰りましたが山越えとそんなに時間は変わりなかったなぁー。
合計7時間余りのドライブ、疲れました。