伝説の与蔵沼とまぽろしの滝を訪ねて

平成28年6月6日
行った日:6月5日
メンバー:単独参加〖むらおこしツァー〗
場 所 :山形県鮭川村与蔵峠

 伝説の与蔵沼  ブナの原生林   まぼろし滝      小杉の大杉




鮭川村主催の〖伝説の与蔵沼&まぼろしの滝探訪ツァー〗に参加してきました。
鮭川村が何処にあるのか行くまで解りませんでした。山形県には〖村〗が3ケ所有るそうです、大蔵村鮭川村戸沢村と何れも山間部の過疎の村のようです。鮭川村の人口は約4,200人だそうです。石巻からナビによると約4時間かかると有りましたので、午前8時集合に間に合うよう久し振りに早朝4時20分出かけました。少々スピードオーバーの為か予定より早く7時20分着でした。役場職員が大勢出て駐車場整理や受付をすでにやっていました。今日の参加者は約70人だそうでスタッフを加えて100人からの大所帯でした。セレモニーの後マイクロバスに分乗して峠の登山口へ移動。

班毎に分かれ9時登山開始、入り口からの急登の連続でした。2時間30分歩いて与蔵沼到着、大勢で昼食。今日は朝からガスって何にも見えません、案内役の班長が此処から月山が見えるとか、ここは日本海のビューポイントだとか天気が良ければ鳥海山は目の前だとか言ってくれますが自然現象にはかないません。只ひたすらブナの原生林の中を歩くだけでした。昔の街道跡だと言いますが米澤街道と違い人が一人歩けるくらいの登山道です。与蔵沼は標高約600m、少しひんやりしました。


昼食後今度は幻の滝探訪へ只ひたすら下るだけです。滝まで2時間、よくもこんなに登ったものだと感心するくらい下りました。滝は平成5年に初めて公に存在が確認されたそうです。それ以来村おこしのネタにこの峠歩きと滝の見学ツァーを始めたそうです。毎年大勢の参加者が有るようですが村にどれだけの経済効果が有るのか聞きそびれました。下山口にはマイクロバスが回送され、地元の若い人達や子供達がアイスコーヒーを用意して迎えてくれました。


帰路は小杉集落に有るトトロの森に似た大杉を見学、朝出発した〖羽根沢温泉〗へ午後4時30分頃無事帰還しました。この日は疲れたのでここの宿に泊まりゆっくりと静養してきました。
温泉街?には3軒の宿が有り何れも鄙びたと言うよりも古びた宿でした。この日の為に村では宿泊費を2,000円補助してくれましたので大いに助かりました。6日朝自宅へ、今度は制限速度厳守で3時間30分で帰りました。やれやれくたびれ儲けの山旅でした。