三日見ぬまの桜かな

平成28年4月12日
4月6日咲始め   4月12日散り始め


昨年12月にアブレーションした効果を確認するために4月4日から検査入院しました。
9階の病窓から見た桜は4日は蕾、6日咲始め、12日はもう散り始めています。病窓から毎日見ていると、自然界は何時もと同じく過ぎて行くのだと実感できます。しかし人は何時もと同じという訳には往かない様です。


私の病状について家族を交えて主治医から説明を受けました。曰く、『術後は幾分良くなっているが根本的に改善されたわけではない。今後CRT装着や更なるアブレーションをやってもむしろ心臓に負担が掛り拙いでしょう。男の平均寿命に限りなく近づいているのだからこのまま様子を見る方が良いでしょう』。つまりこれ以上の治療は無理だと言う事の様でした。


言われてみれば何時の間にかそんな歳になっていたんだと実感できました。
桜は毎年同じように咲いていますが、彼らとて寿命が有るようです。大体平均して40年だそうです。その辺から木の内部が腐ってきて突然倒れたりするそうですから。なんか、すっきりした感じで今日退院して来ました。


さぁ〜てと、これからお迎えが来るまで精いっぱい生きて行きましょう。
なにすっかなぁー。そうそう、まだ行ったことが無い『礼文利尻島の旅』にでも行こうかなぁー。