逆さ別れ

平成28年2月24日
 前日、身内から突然の訃報が届きました。
いわゆる『逆さ別れ』です、英語の表現は『a child dying before its parents』つまり子が親より先に亡くなる事です。一般的には親不孝の代表的な事象ですね。

 只々驚いています。亡くなったAKは三十路を境に猛勉し某国立大医学部に進学、順調に卒業と同時に医師免許も修得、更に結婚もし何もかも順風満帆に見えていたのですが…。四十路を過ぎたころ突然ガンを患い闘病生活も叶わず亡くなったと言う。人の一生はそれぞれ定められたものが有るのでしょうか。私のように医師から生きているのが不思議だと言われながらもまだ生きています。
あ〜無常と『西行法師』は感じて出家したそうですが、まさにこの世は無常の塊か〜。今は只々、安らかな成仏を祈るのみです。