八幡平&安比高原トレッキング

平成27年8月2日
猛暑を逃れようと八幡平へ出かけてきました。
8月1日…am5:00自宅出発、八幡平着am8:40。 避暑のつもりでしたが寒い上にガスって何にも見えません。良く整備された木道や石畳の道を花を眺めながら歩き回りました。花のシーズンが終わりに近く数は少なめでした。やはり残雪の6月下旬頃が良いようです。

 ニッコウキスゲ     クルマユリ     ヨツバシオガマ    ハクサンチドリ



ガスって視界不良の中黙々と歩き廻ったので。疲れも感じず、心臓にも優しいトレッキングでした。

山頂駐車場から樹海ラインを下り『籐七温泉』で一休み。
この温泉は山腹に一軒だけ有る秘湯中の秘湯です。名物は露天風呂、雄大な自然を眺めながら入る風呂は最高ですね。只し露天風呂は道路から丸見えです、今回写真は自粛しました。
予定していた『蓬莱沼』周遊へ出かけました。がしかし、案内図もなく不安になり途中で引き返す。少し下った処でカフェーが有ったので立ち寄りママに聞くと、良い所ですよと言う。もう少し親切な案内板が有ると良かったのになぁー。カフェーを出て日本最初の地熱発電所『松川地熱発電所』を見学。


今夜の宿は八幡平温泉郷の『からまつ荘』です。この宿には20年来世話になってきましたが諸般の事情により9月いっぱいで閉鎖する事になったと言う。出発前に友人のkさんに知らせておいたら早速ご夫婦で仙台から駆けつけてくれました。4人で大いに飲みおしゃべりをして名残惜しみました。

8月2日…『からまつ荘』のご夫婦と記念撮影、Kさんは青森の田舎館村へたんぼアートを観に行くと言うのでここで別れ、私達は安比高原へ。安比高原は以前スキー場を中心に大変な賑わいだったようですが今はどうかな?

スキー場の奥の方にブナの二次林が綺麗な処が有ると聞いて行ってみました。
管理棟前に掛りの人がいてトレッキングマップ配っています。距離と時間が書いてありこれくらいなら大丈夫と早速林の中に入り込みました。二次林は昭和の初め頃炭や薪にする為ブナを伐採した際、伐採されずに残ったブナから落ちた実が成長し今のように育ったという事らしいです。そうだとするとこの細くて若いブナの木は樹齢が50年〜80年位になっている事になりますね。そして伐採されずに残ったブナの巨木は300年から500年位になるのかなぁ?
2時間程歩き廻り今日は汗びっしょりです。管理棟に戻り冷えたトマトを食べて一休み。良い汗をかいたねと今朝来た方へ戻る。ペンションやホテルが立ち並ぶ中を迷路のように走りやっと帰り道を見つけまっちゅん市場の後ろに有る『なかやま荘』で汗を流す。しかし残念ながら合宿中の高校生たちに占拠されゆっくりできず、取りあえずシャワーで汗を流し風呂はちゃぽんで出て来る。Yの方は女の子のマネージャーが一人だけだったと言う。タイミングが悪かったなぁー。一路帰宅へ、pm4時30分無事到着。


宿代の安さに惹かれて20年来スキーや登山などでお世話になった『からまつ荘』とも今回でお別れ、残念ですね。管理人も私達との出会いを強烈な印象が有ると言っていました。其れは正月3日にお邪魔した時暖房設備にトラブルが有り全館ストーブで対応という時、そのトラブルを私に解決してもらった事だと言う。私はそれより地吹雪で高速道路が閉鎖され帰宅に苦労した次男と行った時かな?。時間と共に人も施設もくたびれて来るので止むを得ないですね。私も投薬で命をつないでいますが、運に任せながらも長生きしたいですね。頑張ろう!!!…無理か〜。