北岩手の高原歩き

平成27年6月16日
旅した日:6月13日〜15日
行き先 :平庭高原・早坂高原・岩洞湖
メンバー:T&Y

 袖山高原  高原を読んだ短歌  葛巻町自慢のワイン  平庭高原の白樺林









13日…葛巻町の道の駅やミルクファーム訪ね、袖山高原へ。風が強く風力発電がうなりを揚げて回っています。天気は曇り、残念ながらポスターのように岩手山は見えませんでした。山頂のレストハウスで食事、外壁に平成○○年農水省△△補助事業と書いてある。こんな処まで税金から補助金が出ているんだと二人で感心?、補助金を沢山持ってくる先生は選挙に強いとか。
焼肉を腹いっぱい食べ平庭高原へ。白樺林の上を見上げると綺麗な青空が見えました。あの『北国の春』を連想させられます。Yがスケッチをしている間、スキー場に併設されたパークゴルフ場で4コース廻る。コースは難しい位置取りで芝とは名ばかり、なかなかの難コースでした。Yを迎えに行くと歩いて下山して来る、あまりにも綺麗なので写真を撮っていたと云う。再度スキー場の方へ行くと明日は北限の闘牛大会や『北国の春』を歌う演歌大会が有るとか。
今夜の宿へ向かう途中葛巻ワイナリーに立ち寄り土産のワインを買う。宿は三セクのホテル風の建物でした。玄関には地元の『葛巻高校存続期成同盟会』の看板が有りました。この辺も典型的な過疎の街のようです。
14日…葛巻町から小本街道を経由し早坂高原へ。以前は主要街道沿いに有りましたがトンネルが開通し新しくバイパスができたため車の通行は非常に少ないです。この街道は昔北三陸の沿岸から塩を牛の背に乗せ盛岡まで運んだルートの一つだそうです。ハマナスはその時牛と共に運ばれたのだろうとか。ツツジやアヤメはそれは見事なものでした。三田貝分校跡は過疎化の象徴のようなものです。

 早坂高原の白樺林、  ハマナス       ツツジ、     シナの巨木 








 


  アヤメ     道の駅三田貝分校      放牧牛    塩の道の記念碑 








早坂高原から岩洞湖へ。ここは冬場のワカサギ釣りで名の知れたところです。湖畔にはレクレーション施設が沢山あり、Yがここでもスケッチすると云うので私はピクニックロードを歩いてみました。
ピクニックの言葉のイメージから簡単に歩けるだろうとハヤトチリ、管理事務所で貰ったパンフレットを見ながら歩き出すと展望台まであと2,0kmとある。振り返ると来た道は0,8km、う〜ん、前へ行くか。次第に急こう配になってくる、ようやく山頂らしい処に着くがまた下りまた登りになっている。何度か繰り返しようやく展望台に到着、Yとの約束の時間に遅れそうなのでメールすると今大雨が降ってきて避難しているからとか。こんなに狭いエリアなのに不思議だね。一休みし最後の最高点『相の山862m』に到着、ここから一気に下り合計4,5km、所要時間1時間40分でした。汗びっしょり、車に戻り全部着替えYを迎えに行く。いや〜参ったね。ピクニックのイメージがすっ飛んでしまいました。(歩いた標高差は162mでした。)


15日…盛岡から遠野経由、宮守ICから釜石道に乗り⇒一関街道経由⇒登米ICから三陸道へ。三陸道に乗った頃から大雨、安全運転に心がけ、事故もなく無事帰宅。
今回の旅では思いがけず早坂高原の花畑を見ることができたり、岩洞湖のピクニックロードを歩いたり思い出に残る旅になりました。