地方消滅を考える

平成27年2月28日
過日、友人のSaさんが地方紙の声欄に投稿した『衰退する地方・寂しさを感じる』を読んで
深く感銘しました。私はここに書かれていた下北半島に2度行ったことが有ります。
東北百名山巡りの山旅で縫道石山に登った時、Yを連れて恐山等観光旅行した時。
なので記事の中身が手に取るように解りました。内容は林業が衰退し町の人口も4千人を切り
今では隣町に合併し、多くの人達は隣町に仕事を求めて出て行ったと有ります。

 下北半島の地図  縫道石山  著書『地方消滅』



そんな中、新聞に新書の広告が有りました。増田寛也著『地方消滅』が目に留まり、早速購入してきました。内容は驚愕的なものでした。私たちの石巻も間もなく15万人が10万人になるだろうとあります。今、政府は地方創生を重要課題として担当大臣まで措いています。この本はこれからのあるべき日本について数多くの提言がなされています。大変参考になると思われます。

私達の石巻でも震災復興の一環として生鮮マーケットを作る話が新聞に紹介されていました。駐車スペースは5百台単位の大型なものとし観光客ばかりでなく地元の人達も集まり易くしてもらえれば…。今は車社会です、近くに有る『○○ショッピングモール』に何故人が集まるかを考えれば答えは自ずから出て来るでしょう。販売商品も地場産品に徹底的にこだわる事も重要かなぁ。今更後期高齢者の私が論ずることでもないでしょうが。活気を呼び起こし若年層の定着化に努力してもらいたいものです。ガンバレ〜『石巻の人』よ!!。