北東北県境の山旅…五の宮岳&稲庭岳

平成26年7月7日
山に登った日:7月5日…五の宮岳(1,115m 秋田県)
        7月6日…稲庭岳(1,078m 岩手県)
メンバー:T&Y

日本列島梅雨だらけ、それでも北東北(秋田、岩手、青森)は晴れマーク。
今回は1,990年発行の東北百名山に掲載され2000年版で削除された山を登りました。名山が簡単に入れ替えられるのは納得できないのですが、2010年版でも数座入れ替えがありました。昨年までセッセと東北100名山巡りをして103座登ったのですが?、まだまだ終わりそうにないですね。

 
7月5日 早朝自宅出発、登山口の鹿角市八幡平総合支所8時着。信仰の山だとガイドブックに有りましたが、入り口から大鳥居を潜って3合目の駐車場へ。ここにも背丈の低い風変わりな鳥居がありました。


登山道(参道)は下草が刈り払われ快適、八合目からは急登の連続。千メートル足らずの山とは云えなかなかの登り甲斐がある。山頂には立派な社と方位盤が設置されています。天気が良すぎ山は霞んで良く見えませんが、北西の方向には岩木山がかすかに見えました。

下山後カーナビの案内で1時間30分、今夜の宿、二戸市浄法寺町の『天台の湯』に到着。
明日登る稲庭岳の山麓にある公設の宿です。周辺にはパークゴルフ場やキャンプ場などが有り爽やかな高原です。しかし濃い霧が立ち込め山は見えません、風呂に入り生ビールを飲んでゆっくりお休み。
しかし、向かいの大会議室で地元の老人会の大宴会、Yは中々寝付けなかったとか。

 
7月6日 カーテンを開けるとギラギラのお天とうさん。早めに朝食を取り稲庭岳登山口へ。
広い駐車場に車が2台あり、準備を整え出発。こちらの登山道はまだ下草の刈り払いはやってありませんでしたが、歩くのには全く支障なし。ジクザクを繰り返し後500mという看板辺りで下山してくる登山者と出会う。昨日から初めて出会った登山者でした。




この山も信仰の山らしく古い石の祠と御神燈がありました、又ミカゲ石の立派な方位盤もあります。
岩手山七時雨山が確認できましたが今日も天気が良すぎて見えません。下山後また天台の湯に立ち寄り汗を流し帰路へ。
Yの希望で産直市場へ、途中で見かけた放牧場と葉タバコ畑。この辺は人より牛の方が多いようです。
葉タバコの栽培は日本一だそうです。最初に寄った産直ではYは戸惑いの連続、売り手の小母さんの言葉がさっぱり解らない。私が聞いても理解しずらい方言です。ここはその昔南部藩、今は岩手県です。
津軽弁より解りやすいはずなのに?、ここは日本なのか???。

二番目に寄った所は廃校を利用した産直市場です。街道筋にはスクールバスの停車場所を示す幟りが目立ちました。少子高齢化の代表的な地域のようでした。3番目は西根IC近くの道の駅『にしね』、大勢の買い物客で賑わっていました。Yもすっかり満足、一路我が家へ。晴天に恵まれ山旅を楽しむことが出来ました。次回も天気を見比べ体力に見合った山へ行きたいなー。