蔵王連峰・蛤山(1,010m)に登る

平成25年10月13日
メンバー  :単独
コース   :南蔵王青少年旅行村登山口

 蛤山は聞いたことがなかったのですが、1990年版の東北百名山から除外された山だったのです。
先般、大朝日岳に登り、燃え尽き症候群になったかなーと思ったのですが?。
三連休は天気がよさそうです、ならば何処かへ行かねば−。

蛤山はなだらかな山容で先般登った長井・葉山にそっくりです。
蛤山の山頂には葉山神社が有りました。葉山信仰≠月山信仰は随分古い時代から盛んだったようです。
此の祠はあまりにも古くて字が読めません。かなり古い時代から
信仰の対象としてこの山が崇め奉られていたのでしょう。祠の周りの杉の木はかなりの大木でした。


余り取り上げて良い山だとは言い難いのですが、登山道が大変素晴らしい。登り勾配も程良く、道幅も安心して歩ける広さ、道標もしっかりしていて迷うような事は無いでしょう。残念ながら展望が効きません。樹幹からキラリと不忘山が見え隠れします。
蔵王連峰山形県宮城県に跨る山ですがどういうわけか山形蔵王の方が名前が知れています。それは山形側にはスキー場が有るからかもね。しかし蔵王連峰は宮城側の方が広いのです。この蛤山も普段見過ごされやすい山なのでしょうが山麓には多くのレジャー施設が整備されています。『山』一つで人間は多くの自然の恵みを受けている事を考えると自然との共生は大事だなーとつくづく思いました。

今回登山中にお会いした人は7人でした。誰にも会わない事もありますがやはり人に会いたいものです。所詮人は一人で生きていけない動物ですから。これからもリキまず少しずつ山歩きを続けて行きたいと願っています。ヨロヨロと年寄りが歩いていたら声を掛けてください。生きているうちは『ガンバル』ぞ…!!!