会越国境の山・本名御神楽岳(1,266m)

平成25年9月24日
山に登った日:9月23日
メンバー  :T&Y
コース&タイム:下図の赤線と赤字が実働時間(黒字はコースタイム)

会津最後の山・本名御神楽岳に登ってきました。標高は低いが大変登り甲斐のある山でした。
アプローチは相変わらず長いです。自宅:am3;00出発、登山口:am6;50着約4時間弱掛りました。
Pには既に3台あり、そのうち2台は宮城ナンバーでした。1台は横浜ナンバーですが山登りではないようです。
最初は尾根取り付け付近まで沢沿いに歩くコースなので楽勝かなぁーと思いきや、八乙女ノ滝近くまで行くと突然の鎖場。更に沢沿いの『へつり』歩き。急な下りで、Yはロープを両手で掴んだため回転して沢に落ちそうになる。いやはや!!先が思いやられますね。尾根取り付け付近で7〜8人のパーテーが下山して来る。装備から観ると沢登りをして来たようで昨日は小屋に泊まったとか。
結構な年齢の人達のようでした。それ以降この山は二人だけです、つづら折りの坂道を只ひたすら『シタムキ』に歩く事1時間、漸く杉山ケ崎に着く。ここからは尾根筋となり会越国境の山々を見ながらの登りです。
雪崩で長年に渡り削りとられ地肌が露出しています。この辺は有数の豪雪地帯、人間は到底近寄りがたい場所なのに昔、此の山頂で神楽を舞った事から『御神楽岳』と呼ばれるようになったとか。会津と越後にそれぞれ頂きがあり区別するため会津側を集落の名前をとって『本名御神楽岳』と呼ぶそうです。

 山頂でT&Y  営林署の管理小屋   短い脚を伸ばして悪戦苦闘  

鎖場の下山は登りより危険なので私が先に降り、足の置く場所を指示しながら慎重に降りる。尾根筋に差し掛かり登り返しを
ヒィーヒィー言いながら又杉山ケ崎に着く。ここから下方を見るといつもながら良く登ったものだと感心しながらゆっくりと下る。
沢筋に出てからYが熊が心配だと言い出し、笛を吹きながら3時間で下山。やれやれ無事登れたことに感謝ですね。
会津の山には10数か所登ったが飯豊連峰を除けばこの山が一番素晴らしい山でした。でも遠いから又来ることはないでしょーね。