奥会津の山(その2)・荒海山(1,580m)&蒲生岳(828m)

平成25年9月20日
9月18日 荒海山へ登る
メンバー:単独
会津はやっぱり遠いですね、なので自宅am1;00出発。途中仮眠1時間とり登山口am6;30到着、4時間半掛る。
『千葉のやまだらけ』さんのブログを拝見すると八総鉱山跡のPより更に奥に入れると有ったので行ってみる。


しかし先日の台風の影響か路肩が大きく崩落していて通行不可、そのままバックの態勢で200m程戻り八総鉱山跡のPへ駐車。
台風のつめ跡は此の先も続き林道は土石流の残骸が山のようになっていました。更に沢沿いや尾根筋の登山道も折れた木の枝で踏み場もない位でした。

   土石流   沢も木屑で埋まる  樹間から荒海山   荒海山頂     山頂から七つ岳 

山頂近くで下山して来る登山者と遭遇。挨拶を交わして足早に降りて行く、此の人何処から登ったのか?。
Pには車なし、足跡も確認できていなかったので、今日も一人旅と思っていたのでびっくり。
山頂からの眺めはまずまずだが天気が良すぎて山々が霞んで見える。
去年登った七つ岳は特徴が有るので直ぐ解るが他の山は知識が無いので識別不可でした。


この山の名前に海が付いていますが山なのに海とは?。そのいわれは解りませんが他にも登った山で『鳥海山』『八海山』が
有ります。それに山の呼称が栃木では太郎岳と呼ぶらしい。二つの県に跨った山で私の地元でも同じく二つの呼び名が有ります。
船形山は山形では御所山と呼び、栗駒山は岩手では須川岳とよんでいます。呼び名には長い歴史が有るのでしょうね。


長い山旅を温泉で癒し今夜の宿泊予定地へ移動。温泉付きの道の駅『きらら289』で又温泉に入り食事と生ビールをグィッと頂き
満月に見守られ、愛車のペットに横たわり、早々と6時半に寝ました。
 

9月19日 蒲生岳に登る
『きらら289』を早朝出発、次の目的地蒲生岳へ。
出発する頃快晴でしたが蒲生周辺は雲に覆われ山姿が見えません。只見川の影響で雲が発生しているようです。
広い駐車場に只1台停めて案内板に従って登山口へ。JR只見線蒲生駅は水害の影響で今も不通、線路は夏草に覆われこのまま廃線になるのでは?。
夏草に覆われた蒲生駅

無人の観光案内所で登山コースを写真入りで説明してある蒲生登山マップを頂く。この山、標高は800m足らずだが岩壁が垂直に伸びている。中腹からはロープや鎖を頼りに四つん這いでの登りとなる。岩場のトラバース有り垂直の岩登りあり変化に富んだ山でした。山頂からの展望を楽しみにしていたのですが雲がとれず下山。50m程降りると南の方の山々が雲の上に顔を出しています、もう一回登り返し山頂へ。暫く雲がとれるのを待っていましたが中々言う事を聞いてくれません。やむを得ず下山。
駐車場に着いた頃快晴、ぁー残念。この山又来ても良いかなー。

駐車場から蒲生岳   蒲生山頂    岩場のトラバース  岩壁の登り