歴史遺産的集落を訊ねて

平成25年8月28日
旅好きの仲間と小旅行に出掛けて来ました。
参 加 者:T&Y、Saさん夫妻、Yoさんの5人
行 き 先: 宮城・山形・福島県境方面
 稲子集落の案内板

最初に訪れたのは宮城県の最南端・七ヶ宿町、昔の街道筋で今でもその面影が残っている町です。目的地は更に南の福島県境に位置する『稲子集落』。ここは伊達藩が福島側からの外敵を阻止するために足軽組10人(10軒)を配したのが始まりだそうですからかなり古い歴史を持った処です。以前は10軒の集落だったそうですが今は3軒4人在住の限界集落のようです。住民の超高齢の御婦人からお話を聞くことが出来ました。何時まで集落を維持できるか時間の問題のようです。

住民とお話をするメンバー 集配ポストの有る家

以前訪れた時は廃屋が無残な姿をさらしていましたが、今回それらはすべて解体撤去されたようです。
お話してくれた御婦人は明日息子が食糧を届けてくれる日だと言って心待ちにしているようでした。



R399号線からは鳩峰峠を通り、鉄道マニアのYoさんに見せようと思いJR高畠駅舎を見学。
小さな町に立派な駅舎と広い駐車場(50台位駐車可?)。Yoさん、車内から見た事が有るが駅舎を見るのは初めてと喜んでくれました。記念に入場券を購入してくる。



ここから山形・宮城県境の上山市『楢下宿』へ。
脇本陣滝沢屋   コンニャク料理専門店とコンニャク素麺  

ここは羽州街道の宿場町。日本海側・山形以北の諸藩の大名が参勤交代で通った道です。
一般の観光客はコンニャク番所でコンニャク料理を食べて帰ってしまいますが、本物の楢下宿は南東に2キロ程行ったところに有ります。滝沢屋は移築され資料館となっており、係りの御婦人は貴方方が今日初めてのお客さんですと言って親切丁寧に案内をしてくれました。その後本陣風のコンニャク料理専門店に寄りコンニャク料理の懐石を食べました。味は『タレ』で変化を出し刺身風とか○○風とかいろいろな味が楽しめました。最後のコンニャクおかゆが美味しかったと奥方たちは喜んでいました。


お腹がいっぱいになり眠気が模様してきましたが、更に北上し『ひがしねの大欅』を見学。
ここは東根小学校の構内に有るのですが、御自由に見学して下さいと有ります。
幹回り16m、樹齢1,500年とか。温泉に入る前にJA直売所『よってけポポラ』に立ち寄り土産を買い込む。
サイフが軽くなったが車は重くなり一路帰宅。
帰宅後近くの居酒屋で大反省会、生ビールで乾杯更に日本酒一升開ける。
反省のし過ぎかな??。