岩峰の二ツ箭山(710m)

平成25年8月25日
メンバー:単独
コース :登山口→〆張場→尾根コース→男体山→女体山→二ツ箭山→月山(月山新道)→〆張場→登山口

    二ツ箭山登山コース図

自宅をam3;30出発、登山口の駐車場am7;00着
時々入口で間違うことが多いオッチョコチョイですから先ずはこれから登ろうとしている地元の方に登山口の確認をする。
案内図を頭に入れ出発、仙台から来たという隣の車の人も同時に歩き出す。私は歩くのが遅いからお先にどうぞと言うのだが暫く
一緒に歩く。〆張場近くで彼より少し遅れるが、予定通りここから尾根コースへ向かうと彼は更に沢コースを進んでゆく。
胸突き八丁にさしかかると下山してくる若い女性に出会う。いかにも山の達人と言った感じの女性でいわゆる山ガールではない。
此の先の登山道について訊ねると、ここを過ぎれば平坦な尾根道に出ますよと親切に話してくれる。

    左男体山 右女体山              女体山鞍部の鎖場   男体山の鎖場 
           
男体山の直登には鎖もロープもなく万が一の事を考え迂回路を通る。女体山への岩場は40m位をロープを頼りに登る。
女体山から男体山の反対側を見ると鎖が少しだけ着いている、未熟者の私にはやはり登らずに迂回したのが正解だったようだ。

女体山で休んでいると〆張場近くで別れた仙台の人がやってくる。自分は此処を登ってきたと指差した処は彼が登った沢コースとは全く違う場所なので、おかしいですねと言うと真剣になって間違いなくここを登ったと言う。間もなく地元の人らしい登山者が登ってきたので、彼に確認すると沢コースからここへは出ないはずだと言う。つまり仙台の人は途中で道を間違え此の鎖場へ出たのだろうと想像できた。彼はズゥーと薮こぎだったと言う。それ以降私に同行させてくれと言う、よほど不安だったのでしょう。
二ツ箭山からは月山新道を通り下山、こちらは平坦な良く整備された登山道で数人の登山客と出会いました。

駐車場近くで道路の下草を刈り払っていた人がいたので『この辺には温泉が有りますか』と訊ねると残念ながらないという。
此の人、農家なのだが山登りもすると言う。先月は岩手山に登り、9月には北アルプス方面に出掛けると言う。人は見た目だけでは解らないものですね、暫し山談義をして別れる。

岩峰の山・二ツ箭山を駐車場から振り返り、見た目以上に魅力的な山だったなぁー!!。