鳥海山花めぐり

平成25年8月8日

登った日:8月6日〜7日
メンバー:T&Y&Hideちゃん
コース :6日 鉾立→御浜小屋(泊) 
     7日 3人三様 Hideちゃん…御浜小屋→八丁坂→七五三掛→千蛇谷→新山→七高山分岐→行者岳→鉾立 
            T…御浜小屋→八丁坂→七五三掛→文殊岳→伏拝岳→行者岳→鉾立 
            Y…御浜小屋→八丁坂→御浜小屋→鉾立

6日:朝仙台空港にHideちゃんを迎えに行く、宮城県全域に濃霧警報発令されていたがピーチ航空機無事着陸。一路鉾立へ。
午後雨の予報、空は真っ黒い雲に覆われていたが未だ雨は落ちてこない。石畳の登山路を今夜の宿・御浜小屋へ。
元気なHideちゃんは1時間30分で到着、T&Yは2時間チョイ掛る。今夜は8人の泊まり客有り広々と部屋を使えて良かった。

御浜小屋兼社務所  黒雲の中に沈む夕日

明日のコースの打ち合わせ後、天気を心配しながら早々と7時頃から寝る。夜半トイレに起きた3人が見た夜空は3人三様。
Hideちゃんは満天の星空だったと言う、Yはガスって何も見えなかったと言う、Tは早い雲の流れを見て明日は晴れるかなぁー。

7日:6時前にそれぞれ出発、ガスで視界不良ながら時々冷たい風が吹き山が見え隠れする。八丁坂周辺は花のオンパレード。
去年より残雪が多くニッコウキスゲが綺麗、3年に一度の当たり年とかコバイケイソウが大群落を作っている。

花を眺めのんびり歩き余りにも綺麗なのでYに電話し八丁坂まで来るよう伝える。
七五三掛から文殊岳への途中で鳥海山の固有種『チョウカイフスマ』を見つける。


時折風が吹き抜け雲も飛ばされ新山と千蛇谷が見え隠れする、気温はかなり低い。シャツと長袖二枚にウィンドブレーカーを着ていても汗をかかない。行者岳の近くでHideちゃんから七高山分岐に着いたと連絡あり、暫くして合流し下山に掛る。八丁坂の登り返しでは半分くらい差をつけられる。『あー歳はとりたくないなー』が、これが現実、引退の時期が近づいてきたかな?
御浜小屋で預かって貰った荷物をリックに詰め下山に掛る。Yは既に鉾立に下りているという。賽の河原周辺には沢山の残雪が有る、去年同時期来た時は何にも無かったのだが。下りは1時間10分で降りる、途中今夜御浜小屋に泊まると言うツァー客が大勢登って行った。駐車場には北海道から関東・関西・北陸方面のナンバーが多数見られる、人気の山なんですね。
いつものように鳥海温泉郷で汗を流し道の駅に寄りお土産を買い一路山形までHideちゃんを送る。山交バスターミナル付近は花笠まつりに参加する踊り手達で大混雑、少し早目に着いて良かったなー。帰路、無事夜行バスに乗ったとメールあり、ひと安心!

遠くから来てくれたのに天気が芳しくなく残念でしたが雨に合わないだけでも良しとしましょうか。山登りは余裕を持って無理せず楽しまないとね。お疲れさんでした。