恐怖の林道…龍が森(1,050m)

平成25年6月24日
期日:平成25年6月23日
メンバー:単独
コース&タイム:寒沢登山口→竜ヶ森山頂往復  登り1時間10分、下り50分
  寒沢登山口      山頂の祠      竜ヶ森山頂 

 アプローチに5時間、漸く登山口近くの林道にさしかかると、右折『竜ヶ森』登山口これより11kmとある。
案内に従って進むとキャンプ場有り下車して登山口確認。大きな看板に左折直進とある。
そのまま車を走らせると次第に道幅狭くなる。間違えたら引き返そうと思ったがUターン出来る場所が無い。
やむおえずそのまま進む。次第に落石で道幅が益々狭くなる。しかしタイヤ痕が有るのでそのまま進む。
途中大きな落石あり、漸く通り抜けるがタイヤが落石をコスル。それでもやや広い駐車場らしき場所に出る。

青が間違えた寒沢コース、赤が目的の東又沢コース

 登山口を確認して登り始めると上の方から刈り払いする音が聞こえてくる。地元の人が登山道の刈り払いをしている最中だった。
『何処へ車を置いて来ましたか』と訊ねられたので『直ぐ下の駐車場まで来た』と言うと『良く上ってきたね』と言う。
更に登ってゆくと3人の地元の人が刈り払いをしている。又同じことを聞かれる。うーん、この林道は予定していた道と違うようだ。地図を広げてみるとあー、やはり間違えたようだ。上ってくる時は夢中だったがあの崖淵を下ると思うと山登りはすっかり頭から離れ、早く無事下山しなければ…。

 駐車場に戻り直ぐ車に飛び乗りセコンド&ローで慎重に下り始める。がしかし、どうもハンドルがぶれる。降りて確認すると左前輪がパンク。あーあ。上って来る時コスッた時にパンクしたようだ、急いでスペァーと交換。例の大きな落石の有る場所は慎重にも慎重に通り抜ける。あー、これで無事生きて帰れると安堵。崖側は50m位の絶壁、ここから車ごと落ちれば暫くは人の目に触れることなく置き去りされたままになっただろうなぁー。

 秋田内陸縦貫鉄道阿仁前田駅に併設されている温泉に浸かり、漸くあの恐怖心から開放される。
もっと慎重に登山口を確認すればあんな思いをすることなかったのに!!。キャンプ場に戻った時良く見ると沢の名前が書いてあった。『後悔先に立たず』ですね。一人歩きの山行は慎重にも慎重にならねばと大いに反省しながらビールを頂いています。
あれれ??、大丈夫…。