雨に祟られた大駒ヶ岳

平成24年10月6日
 十和田湖南東部に位置する戸来岳の一つである大駒ヶ岳に再チャレンジしてきました。
期日:10月5日〜6日
メンバー:ナマステ会,仙台Kさん,Maruさん,T&Y
アプローチ:5日,石巻4;20→仙台5:30→青森県新郷村平子沢登山口9;30〜9;45登山ゲート


 登山開始早々雷が鳴り始めゲートまで行くと雨,次第に雷が大きな音を立てはじめ雨脚が強くなったので車まで戻り暫く
様子見をする。しかし,ますます激しく降り出してきたので今日の登山は中止と決断。ザックを片づけもう一つの登山口
を偵察しようと林道へ車を走らせる。林道は川のようになりこれはヤバイ,引き返すことにするがバックでしか戻れない。
10分位悪戦苦闘しながら方向転換出来る場所へ戻り一同安堵する。もう今日は『山』は諦めることとする。


 新郷村の観光地・キリストの墓を観て歩く。墓の周りには大きなクリの木が有り沢山落ちている,墓よりクリが良いと
一生懸命拾いかたをする。Yは思わぬ収穫が有り大喜びでした。その後新郷村の温泉に入りリラックス。
温泉を出て空を見上げると青空,あぁー残念!!


 三戸町の城跡まで足を伸ばし南部藩の歴史を勉強する。『戸・へと読みます』の付く町は一から九まであり現在一番大きな
町は『八戸』ですがこれは藩政時代は南部藩に属し現在の岩手県に当ります。明治初めに廃藩置県により岩手県青森県
分割されたようです。三戸は南部藩の発祥の地だそうです。


  道路上に掲げられたキリストの墓案内板とキリスト墓   三戸町へ行く途中で見かけた稲の乾燥風景






6日,十和田湖畔のホテルを6時に出て又登山口へ。今日も曇り空,予報では昼頃から雨と有ります。
登山口6;50→大駒ヶ岳9;20〜10;00→登山口12;00 登り2時間30分 下り2時間途中キノコ採り
山頂へ着くまでは曇り空,それでも視界は十分あり下界が良く見える。昨日はあそこを通ったとかわき合いあい登るが
ダケカンバの前後はかなりの急勾配,一番若いMaruさん先頭に元気よく登ってゆく。山頂にはコースタイム通り2時間30分で
到着。持参したラーメンを作り昼食&記念撮影,しかし次第に雲が濃くなる。前回6月末に来た時もガス,今回も何にも見えない。
雨になりそうなので急いで下山,途中『オリミキ』を採る。又Yは欲が出てもっと採ると言うが他の二人は
『ミズの実』を採ると言って降りて行ったので待てせるようになるからもう止めようと言い急いで下りる。
平坦な登山道にさしかかったところで雨になりカッパを着用,登山口へ12時丁度に着く。


今日の登山者は他に4人あり,一人は愛知県から来て東北百名山を巡っていると言う。又,駐車場には日産のスポーツカーが
止まっている、どんな人がこれで山に来たのだろうか?。いろんな人と会えるのも山の楽しみですね。
この山に二回挑戦しても雨,相性が悪いようです。大湯温泉へ行く途中リンゴ直売場で落ちリンゴ袋詰め放題千円でゲット。
なんと二十七個もつめたYの根性と相方のMaruさんは最後袋からはみ出した分手を沿うて持ってくる。
雨に祟られた大駒ヶ岳でしたが楽しい山行でした。


登山道の先は大駒ヶ岳  日本一のダケカンバ  大駒ヶ岳