実りの秋を迎えました

平成24年9月23日
 1週間前までは30°の猛暑が続いていましたが、彼岸を迎えめっきり涼しくなりました。
『暑さ寒さも彼岸まで』と良く言ったものですね。
米の機械乾燥工場 自然乾燥の棒掛け

散歩道の田んぼも稲刈りが進み、刈り取った跡が又緑色になって来ています。刈り取った米の乾燥は機械での強制乾燥が主流ですが、最近又棒掛けによる自然乾燥も増えて来ました。これは米をより美味しくする為のもので手間がかかります。以前は棒掛より稲架(ハサ)掛けが主流でしたが手間がかかるので見られなくなりました。

白菜畑 防虫ネットを掛けた葉物野菜 収穫前のサトイモ


 我が家の家庭菜園も夏野菜から秋野菜に代わってきました。
白菜などの葉物野菜は青虫や夜盗虫の食害を防ぐため消毒は欠かせませんが、無農薬で栽培するとなると防虫ネットで虫が近ずけないようにしなければなりません。サトイモは害虫に強いように見えますがこれもアゲハチョウの幼虫に食い荒らされます。アゲハの幼虫は黒・緑・赤などで縞模様のグロテスクな色をしているので直ぐ見つける事が出来ます。一匹ずつ捕まえて潰すことが出来るので農薬は使いません。


 家庭菜園での収穫の喜びの陰にはそれなりの努力が必要になります。労力、お金等考えると買って食べたほうが安いのですが
『暇人』には持って来いの仕事なのです。耕し、種まきや苗の植え付け、生長の度合いなど毎日見ていると『心の張』が持てます。
労力やお金に代えられないモノを持つことも生きて行く上に必要なのだと思いながら菜園に通っています。
今年は猛暑のお陰かサツマイモやカボチャが美味しく育ちました。『農の神様』ありがとうございました。