岩峯・黒伏山周回縦走に挑む

平成24年9月1日

メンバー:単独
コース&タイム:石巻4:20→黒伏高原登山口6:20〜6:30→柴倉コース分岐8:35〜40→福禄山8:57〜9:00
→銭山9:37〜40→白森山10:14〜25→黒伏山11:15〜20→遅沢分岐12:07→登山口13:30 合計7時間
天気:曇りのち晴れ
 
黒伏山は船形山の西側に聳える1,200m代の山々で構成されている山群で、以前はクライマー専用の山と言ったイメージが強く、
私が持っている平成4年版の25,000;1の地図には尾根沿いのルートは記載されていません。最近整備されガイドブックに
載るようになったようです。登山口から観る南壁は300m位×600m位の垂直な壁が立ちあがり人を寄せ付けない雰囲気がする山でした。


 今回のコース     仮設ブリッチ     渡渉地点     柴倉コース入口     柴倉分岐点     福禄山




 

 
林道入口で渓流釣りの人と会い登山口を確認、間もなくタクシーがやって来る。黒伏山の登山口は何処ですかと言う。
中に年配の登山客がいて西回りで登ると言う。私は東周りで柴倉コースを登るので分れて歩きだしましたが、この山登山口から
探すことを始めなければならないと先人のブログで拝見しました。柴倉コースは尾根沿いの道を時間を掛けて登り容易に
分岐に着きました。持参の地図にはルートが載っていませんので自分の歩いた跡を地図になぞっておきました。


快適なブナ林の登山道    銭山  銭山から船形連峰遠望 1,209mピークと柴倉山 遅沢分岐   岩峰・黒伏山






分岐から東に行くと此の山群の最高峰・柴倉山(1,275m)に行けるのですが今回は割愛しました。西に進路を取り良く整備された
登山道を福禄山、銭山、白森山と快適に尾根を歩きました。黒伏山へ向かう途中で突然脚が攣ってきました。直ぐ『ツムラの68』
を服用、暫く脚を揉んで解し山頂へと進むと同輩の登山者がこちらに向かってきました。あれ!!こんなマイナーな山に来る人も
居るんだと感心しながら立ち話、更に山頂に着くと若者が二人、スタイルから観るとトレイルランの人達でした。
私が西回りで此処まで5時間弱で来たことを聞いてこれからそちらへ行ってみようと言って走りだしました。



黒伏山からの下りは大変でしたが途中またびっくり、ヤマガールスタイルの若い女性が二人登ってきました。
此のコース大変でしたでしょうと言うと疲れ果て漸く登ってきたと言います。あのスタイルでは暑くてバテちゃうよね。
遅沢分岐から登山口まで5,5Kmと有り、今回のコースで一番の難所でした。道はほとんど水平移動なのですが登り降りを
繰り返しやるので相当身体に効きました。途中で休んでいる登山者と遭遇、何と今朝登山口で会った方でした。
60代なかばの此の人、四国・徳島から来て東根温泉に泊まり今日は黒伏山、明日は船形山、明後日は雁戸山に登ると言う。
何れも100名山等に載っていない山ばかりですがどんな目的で来ていたのかは聞きませんでした。今回の山行で出会った
人たちは6人です。



人それぞれ目的目標が有って登ってくるのでしょうね。あの元気の良いトレイルランの若者たちは私が車に乗って帰る時
下山してきました。別れの言葉を交わし温泉へ。サッパリしたところでJAポポラの店に立ち寄りYから依頼の蜂蜜(1,200g)を
4,700円で、近くの売店で今年最後の尾花沢スイカを500円でそれぞれゲット、一路我が家へ夕方5時に帰宅。
早速ビールで喉をうるおし、あぁー今日は大満足でした。