無念の撤退…栗駒山

平成24年5月13日
 miss Sara(オーストラリア)が我家にやって来ました。
ハイキングが好きな快活な女性です。元altで日本語はペラペラです。
早速、栗駒山へ出掛けました。
メンバー:女川S君、altショーン君(USA)、miss Sara、ボーイフレンドの I君、シルバーの小生の5人です。
コース :イワカガミ平Pから沢沿いを東栗駒経由で山頂へ
 
 イワカガミ平へ向かうゲートはam9時開門、既に10台位が並んでいました。天気も上々、ルンルン気分で
準備に取り掛かるとショーン君は薄着、それではダメです。予備のレインウエアーを出して着てもらう。
うんー、しかし素手のまま。手袋は有りますか、ノー有りません。オヤオヤ、どうしようか?
車に積んであった作業用の厚手のゴム手袋をつけてもらう。出発前からてんやわんや。


雪渓を恐る恐る歩く  ヤングマン達と   大きなクレパス    稜線の結氷






 沢沿いの雪渓は昨年の同時期よりかなり多いようです、しかし途中で薮になりやむを得ず東栗駒コースへ。
登山道が枝から落ちた大きな霧氷で覆われザックザックと音を立てながら歩く。稜線に出ると次第に風が強くなる。
登るにつれ風に煽られ歩けなくなる、ガスも次第に濃くなり視界不良。立っていられないほどの風になる、これはもう駄目。
S君に下山しましょうと伝えヤングマン達にも指示。山スキーの人達も途中でターンしてゆく。
山はまだ冬のようです。帰宅後miss Saraは泣きながら歩いていたとボーイフレンドが言う。
もう日本のハイキングはコリゴリだと言う。山登りの感覚には相当のづれがあったようでした。
夕食にビールを飲みながら山登りについていろいろ話し合い、心構えを少しだけ伝授する。
山は快適にそして安全に楽しみたいものですね。