日帰り入浴

平成24年2月12日
 体調がかなり回復してきたのでトレーニング登山をしようかと思ったのですが、今日は寒く風が強く諦めて日帰り入浴に出掛けました。温泉施設は近場にも有るのですが態々雪深い加美町の『薬師の湯』に出掛けました。
自宅から1時間30分、雪は50センチ位、豪雪の津南町や小国町の比ではありませんが今日は暴風雪警報が出ています。

大崎・鹿島台地区で見かけたハクチョウの群れ、強風に耐えるように首を羽根の中に入れています。
前日通った大崎・田尻地区で見かけたマガンの群れ。天気も良く風もなくマガンがのんびりと餌を探していました。
遠くシベリヤ地方からやってきた此の鳥たちも間もなく又北帰行の時を迎えようとしています。
寒い冬も後1ケ月、あの大震災も後1ケ月で1年になります。巡り来る日々に私達は極当たり前と思っていますが、
震災は大きく後遺症を残しています。特に原発事故はこれから長く我々の生活に影響してくるでしょう。
国は除染、除染と言ってますが、除染したものを何処へ持っていくのか全く決まっていません。無責任極まりない愚政が続いています。それにわが町のがれきの焼却処分に放射能が拡散するからと言って反対する都会の住民たちが沢山いる事に腹が立ちます。
福島原発は何処へ電力を供給していたのでしょうか。東北地方でしょうか、いや関東圏ではないですか。
危険な物は田舎に押し付け自分たちだけ安全であれば良いとは一体どうしたことでしょうか。日本は素晴らしい『絆』で結ばれているとメディアは伝えていますが本音は違うのではありませんか。痛みを分かち合うのが『絆』ではないでしょうか。