無事帰還しました

平成24年1月14日
 6日から仙台厚生病院に入院しました。
入院前に書いたようにこの病院かなり規模の大きな病院のようです。医師、スタッフ合わせて300人はいるのでは思われます。
(数字は私の想像です)
ソケイヘルニヤの手術は難しいものではなく極普通の手術だそうです。
しかし私の場合は血液をサラサラさせる『ワーハリン』を服用している為、手術に不向きですので暫く止めなければならず、
結果血栓脳梗塞を起こす確率がかなり高くなると言うので3日間『ヘパリン化』と言う治療を行いました。


 9日午後から手術、家族一同控室に入り手術の様子をモニターで見学したそうです。手術室に入ると10人位の人が並んでいて
緊張しながら手術台に載るや否や左腕の動脈に麻酔と睡眠剤を注入、あっという間に意識を失い病室に戻るまで一切何も
知りませんでした。術前30分、手術1時間、術後30分、合計2時間で終了。医師からの問いかけに反応あり家族一同安心して
帰宅したそうです。この時点で脳梗塞の心配は解除されたわけです。


 10日は身体につけられた心電図、血圧等測定装置等すべて取り外しましたが両脚が動かないので腰が痛くてたまらず看護師を
呼び苦痛を訴えると両脚のマッサージ用の装置を取り外してくれました。これは血栓が出来ないように両脚をマッサージして
いたそうです。これが両脚を動かないように固定されていたので大変でした。


 11日からはリハビリに懸ってください言われ病院の廊下をウロウロするが大した運動にならず12日からは1階まで降りで病室の
ある11階まで階段登りに挑戦、さすがかなり応えました。11階はすべて個室ですが私が入っていたのはスタンダードでスペシャ
は約2倍の料金でした。11階には専属のナースステーションが有り2交代で10人くらいで対応してくれ安心して休む事が出来ました
が 先生方の往診が1日2回4人1組でやってくるので結果としてそれ程落ち着かない状態でした。


 13日に入院費用を清算、幸いにも医療費は震災特例で全額免除、保険外費用の個室利用分だけ支払い、
9日間の入院生活にオサラバし、長男の車で迎えに来た女房と帰宅しました。やはり我が家は良いですね。
しかし帰って見ると次男の嫁さんが切迫流産の恐れありということで日赤病院に入院中、予定日まで未だ2ケ月も
有ると言うのに女房は私の世話が漸く終わったと思ったら今度は嫁さんと孫の面倒をみなければならず気が休まる
暇がないようです。
いざという時は家族の絆が大事、私が日常に戻れた事で何とか乗り切れるでしょう。