山寺に芭蕉を訪ねて

平成23年11月13日
 芭蕉は誰でも知っている日本の代表的な俳人です。
私はかねてから彼が奥の細道を歩いた事に関心を持っていました。
目的は何だったのか?

それはさておいて、彼は霊峰月山にも登っています。今より交通の便が良くない時代にしかも宿泊設備も完備していない
時代に月山の山頂小屋に泊まっています。翌日此処から湯殿山まで下りて参拝し又登り返して山頂を経て下山しています。
何と健脚なことか!!!。 奥の細道にはほどほど疲れたと有ります。そうでしょうね、私などもう一泊しないと下りられ
なかったと思います。

 今日はYを誘って山寺の芭蕉記念館に行ってきました。芭蕉が辿った奥の細道について詳しく解説してありました。
ついでに向かいにある私設の後藤美術館も見学しました。個人がこんな素晴らしい作品を展示できるとは驚きでした。

 施設見学後、山寺立石寺へ登りました。大勢の観光客で思うように歩けませんでしたが1,015段の階段を汗かきながら
無事登り切り今年最後の紅葉を楽しんできました。


  山寺芭蕉記念館                              立石寺内にある芭蕉
   

紅葉が綺麗でした                             石仏群
    

 立石寺は今から1,300年位前に開山されたと有りますが、このような険しい山を登ることにより人は無に還り悟りが
開けるのでしょうか。私は忍びよる加齢で以前と違って次第に歩きが鈍くなってきました。まだまだ悟りも開けない
自分ですのでもう少し頑張って山歩きを続けたいと願っています。はたして悟りが開けるでしょうか???