夷の森を尋ねて

平成23年10月30日
 28日〜29日、北上山地最北端の安家森(1,239m)と遠別岳(1,235M)を歩いてきました。
同行者  : T&仙台Kさん
アプローチ: 石巻→仙台泉→東北道滝沢IC→R45→岩手町沼宮内→R281→葛巻町→袖山高原→岩泉町登山口
所要時間 : アプローチ 4時間40分  登山 登り下りで3時間30分

 安家森登山口は標高1,000m位で山頂までの標高差200mとそれ程きつい山登りではない。遠別岳は安家森から一度
下山し放牧場内を北方へ進む。こちらの方が道案内が整備され解りやすい。
登山口の有る袖山高原  牧歌的な雰囲気が漂う気持ちの良い場所だった。
登山口には広い駐車場が有り立派なトイレも有りました。











放牧場から安家森と遠別岳  同じ形状の山が二つ並んでいる












 山頂から岩手山遠望  岩手山姫神山、八幡平等眺望がよい




 袖山高原にある風車と風に因んだ句碑。 葛巻町では毎年風に因んだ俳句を募集し『黛まどか』さんの選考で優秀作を句碑として残しているそうです。『湯上りの夫と分け合ううちわ風』の句が眼に止まったので載せてみました。



 下山後平庭高原や葛巻のワイナリーを見学、ワインを試飲してほろ酔い気分で今夜の宿『べっぴんの湯』へ向かいました。
 平庭高原にはスキー場やバンガロー、パークゴロフ場など有り又白樺林には散策路が整備され子供連れや私のようなシルバーでも十分楽しめる場所でした。

 翌日は久慈市の山奥にある琥珀の館へ向かい見学、此の施設では琥珀の採掘や加工等の体験学習も出来るようになっていて、昔の坑道跡を歩いたりすることが出来ました。

 此処から更に牛方が沿岸部から内陸の盛岡まで塩を運んだという塩の道を野田村まで下り、震災の跡など観て回り更に八戸へ北上しました。八戸も震災の被害が有ったと言われていますが外見上は解りませんでした。お昼は八戸の朝市等が開かれる陸奥湊でウニ丼を食べ、水産物など売る店が入っている巨大な施設の八食センターを見学し帰路に着きました。
今回も仙台Kさんの豊富な旅行経験に助けられながら楽しい登山と旅が出来ました。