鳥海山麓獅子が鼻トレッキング

平成23年6月20日
6月18日〜19日、ナマステ会恒例のハイキングに出掛けました。会発足から12年経過しそれぞれシルバーに成り山歩きが次第にきつくなってきたようです。そこで今回は仙台Kさんの企画立案で鳥海山西側山ろくに広がる『獅子が鼻湿原』をトレッキングしてきました。ここはブナ等の奇形木が沢山あり木道も完備し誰でも散策を楽しめる場所でした。
獅子ヶ鼻入口                            奇形木の中を歩くナマステ会のメンバー
   


獅子ヶ鼻湿原の主の『あがりこ大王』               伏流水の中に見えるのが鳥海マリモ(ミズゴケ)
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象潟は320年前、芭蕉が訪れた頃は九十九島が海の中に浮ぶ景勝地で、東の松島と並び称されたそうですが210年前の大地震で海岸が2m隆起し陸地に成り、水田の中に当時の島々が点在している光景が見られます。
にかほの土田牧場から鳥海山を眺める             水田地帯に浮かぶかっての象潟の島々
  

象潟が出来たのも1200年前に鳥海山が噴火し溶岩流が海に流れ込み島々が出来たそうですが、その後地震で再び地殻変動を起こし現在のようになったと案内板に書いてありました。私達人間は自然に逆らって生きて行くことが出来ない事を長い歴史の中で教えています。今回の東日本大震災もその自然のなせる業であり無理に逆らうことなく復興計画を立て平穏な生活に戻れるようになれば良いと願っています。