復興祈願

平成23年5月14日
五月も半ばを過ぎたのに何かモヤモヤしたものが残っていました。何だろうと振り返りますと毎年5月に登っていた朝日連峰へ今年はまだ行っていないからかもしれません。3年前岩手・宮城内陸地震で大変な被害が出た栗駒山へ登って地震が早く収まり、宮城県民や東北の人達が平穏に暮らせるように山の神にお願いしたく今日はYと一緒に栗駒山に登って祈願してきました。

  今回登ったコース                       登山口のイワカガミ平P

   東栗駒山への登山道                       沢沿いの雪原を登る

   東栗駒山へ                           東栗駒山から栗駒山山頂方面

  栗駒山へ県境の尾根筋を登る                   栗駒山山頂と御駒神社
天気予報は午前中晴れ、午後にわか雨とありましたが イワカガミ平についた頃はまずまずの天気、準備万端、雪を拾いながら沢コースを登る。4月中なら何時もこのコースを登れるのですが、やはり5月も半ばとなると残雪も少なく雪を拾って山頂へ直登するのは難しく、やむを得ず東栗駒山経由で登るコースに変更しました。東栗駒山山頂付近では猛烈な風に煽られYは2度も転んでしまいました。もうー厭だーと何時もの愚痴が出てここから引き返したいと言い出します。なんともはや、困ったもんです。何とかなだめすかして県境の稜線上を進むと栗駒山山頂方面では山スキーを楽しむ若い人たちが数人滑っていました。テレマークターンも鮮やかにカッコー良く滑っているのを見ると羨ましくなりましたが、こちらは只モクモクと下を向いて歩くのみです。山頂近くになると雨が強くなり雨具を着て登り始めましたがYはもうー限界と言いだしやむを得ず此処で待つように言い一人で山頂へ向かいました。山頂まではあと50m位でYは停滞してしまいましたが、だんだんガスって来て視界不良となり急いで山頂から引き返しYのもとへ帰りました。この山は山頂周辺が坊主なので視界不良になると方向が解らなくなる恐れがありました。帰路は一般的な中央コースを下山、登り3時間下り1時間の復興祈願 の登山でした。Yも足元の悪い中、風、雨等に見舞われながら良く頑張り歩きました。
下山後は麓の『くりこま荘』で温泉に浸かり食事をしゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
そうー、岩手・宮城内陸地震のつめ跡はまだ未だ深く現在も復旧工事が行われていました。日本列島災害だらけ、お金も大変ですね。やはり税金を上げないと 復旧は難しいでしょうね。あぁー、そう昨日の新聞に国家公務員の給料を10%カットとありましたが、国会議員の先生方の人数も50%カットしたらどうでしょうか。東日本大震災の最中にも海外でゴロフ三昧しているような人はいらないですよね。