スノーシュで雪原を歩く

平成23年2月2日
先日石井スポーツで念願のスノーシュをゲットしました、見るとmade in canadaとあるからTo.saraの国の製品のようです。

今回ゲットしたカナダ産のスノーシュです、手ごろな値段で脱着が簡単です。
2月中旬、S君からスノートレッキングに誘われていたので事前にウォーミングアップしようと思い立ち薬莱山(553m)に出掛けました。1週間程前に孫を連れて雪遊びに行った所ですが、昨日あたり又雪が降ったようで新雪が30cm位増えていました。
ゲレンデでは小学生がスキー教室をやっていましたが、登山道には平日の為誰もいません。従って私の前には道はありません。

振り返ると私が歩いた後には道があります。どこかで昔教わった気がしますが。


薬莱山薬師さんの鳥居と登山口の標識
鳥居を過ぎると勾配がきつくなり足は膝まで埋まってしまいました。足を挙げて前へ進むのは大変な重労働です。
だんだん嫌気がさして引き返そうかとズルを起こしかけてきましたが、モチベーションを高め一人歩きの山登りの根性を奮立たせ
何とか山頂へ辿り着きました。夏道なら50分足らずの登りですが2時間10分も掛りました。

薬莱山頂の薬師さんの祠の前で記念撮影です、祠も雪に覆われなんだか分からなくなっていました。山頂の雪は90cm位でした。
天気は大変良いのですが霞んで周りの山はあまり良く見えませんでした。20分程休憩し下山にかかりましたが、下りは楽だろう
と思ったらスノーシュの欠点でしょうか急勾配では靴の後ろの板の部分が雪に沈まないため何時も足が前傾姿勢になります。
歩くのが非常に『イヅイ』、あぁーこれは登山には向かないということが初めて解りました。平坦な雪原を歩くときはカンジキと違って足をあまり挙げないで済むので便利ですが、急な登りとか下りは従来のカンジキが優れているようです。
慎重に慎重に下り何とか1時間10分ほどで無事下山しました。汗びっしょりだったので薬師の湯で汗を流しビールが待っている
我が家へと急ぎました。