トレーニグ3

平成23年1月30日
今日は当地でも薄っすらと雪が降りこの冬一番の寒さです。しかし天気が良いので何時もの『七つ森』へトレーニング登山に
出掛けました。8時頃出発し三陸自動車道に乗ろうとしたらクローズだという、何でと係りの人に尋ねると積雪の為だという。
たった3センチ位の積雪で通行止めとは何とした事かと憤慨しながら一般道で目的地まで行くと、30分のオーバーでした。
まァーとにかく無事目的地に着き準備して歩き始めました。
今回のコースは前回の南側に位置する信楽寺(シンギョウジ)跡→松倉山→大倉山→撫倉山→信楽寺
最初の松倉山は杉林を過ぎるといきなりの急登で大分汗をかいてしまう。トレースがあるが雪の下は凍っていて歩きづらい。

松倉山山頂と薬師さん
松倉山を下り大倉山の登り口へ行くと空身の二人連れが蜂倉山の方から登って来る、曰く遊歩道と書いてあったから登って
来たが大変な道なのでここら引き返すと言って下りて行きました。左手の撫倉山から又夫婦連れが下りて来ました。
500メートルを30分も掛ったと言って大変な所だという。夫婦連れの後を追いながら大倉山に登り返すがこの二人歩くのが早い事、
山頂に着くまで30メートル位離されてしまう。言葉づかいから山形の人だと思い話しかけると鶴岡から来たという。
遠いところ御苦労さんですと言うと今日は折角来たから登れるだけ登って帰るという。何と元気のよい御夫婦なこと。

大倉山山頂と薬師さん
大倉山を下り今日最後の撫倉山の北斜面を登る準備をする。この斜面かなりの斜度で岩の上に雪が被ってるのでストックを
ザックに仕舞い両手を空けてロープを頼りに登り始める。急な岩場は三点確保でコケないよう細心の注意を払う。
こんな所でコケたら誰も居ないし助けを求めるすべがないので非常に緊張する。尾根は蟻の戸渡りになっているし両側は
切り立っていて今日一番の難所だ。何とか無事通過し山頂に着いて時間を見ると35分で登って来た。先の夫婦連れは下りに30分
掛ったと言っていたがここは登りより下りが大変だったようだ。

撫倉山の北斜面

撫倉山山頂
山頂には誰もいない、鉛色の空の下南西方面に仙台のビル街が見えるが何の風情もないのですぐ下山する。
今回、Yを連れて来たら怖いとか何とか言って大騒ぎになったろうと思うと単独で良かったと安堵しながら車まで移動。
それと、ホームセンターで買ったゴム手袋を使ったのがとても良かった。ロープを掴んでも滑らないし、濡れない、温かい
の三拍子でした。

ゴム手袋
レーニングを重ねたせいか大した息切れもせず快適に歩けたのでそろそろ蔵王樹氷見物に出掛けようかなぁー。