日本国制覇

平成22年11月27日

予ねてより気になっていた『日本国』という山に登ってきました。
行程 石巻山形自動車道→鶴岡IC→村上市山北町小俣集落登山口
メンバー K&Y、仙台Kさん

26日 雨模様の中登山口に午前11時20分頃到着、30分急な斜面を登り始める。

  小俣登山口
良く整備された登山道を快適に登ると『蛇逃峠』と書いた道票に出会う。
何と読むのかわからないが蛇が多く居る山のよう印象を受ける。
雨のため周りは何にも見えないが午後1時頃山頂に到達。山頂の避難小屋には先客あり。

山頂の避難小屋

   日本国山頂
避難小屋の先客は小俣集落の住民で小屋の冬仕舞いのために登ってきたという。
小俣集落の話や山の話を聞かせてもらい有意義な一時を過ごし下山にかかる。
下山後小俣集落の町並みを散策、明治の建築物を見て歩く。

明治の面影が漂う住宅
ひと際目に付いたのが郵便局の名前でした。

  日本国立郵便局?(正確には日本国麓郵便局です)
又、酒好きの小生の目を引いたのが『日本国』というお酒でした。即購入。

清酒・日本国
明治の香りのする小俣集落に名残を惜しみながら別れを告げ今夜の宿『瀬波温泉』へと移動。
小ざっぱりした宿は年寄りに優しい作りになっていてとても快適だった。

27日 日本海からは朝霧が立ち、昨日と打って変わって快晴。
村上の朝市に出かける。9時から開店とあったが8時30分頃つくと既に沢山のお客さんや出店で賑わっていた。

   村上の朝市
イクラや野菜など大量に買い込み車に詰め込み、古い城下町を散策していると、親切んお年寄りが是非見せたい
処があると言って案内してくれる。そこは鮭を専門に加工して販売している老舗でした。

鮭の日干しがづらりと並ぶ
鮭と村上の関わりあいとか鮭の回帰性について日本で初めて研究して村上藩の下級武士の話など、興味深い話を
鮭の加工の手を緩めることなく話して聞かせる職人さんには感心しました。この店の暖簾前で『吉永小百合』が写った
ポスターをJRジパング倶楽部の表紙を飾っていました。

吉永小百合にあやかって
天気が良いのでお城跡に登ってみようと車で移動。急な坂道を30分程登ると眼下に村上の町並や、日本海
浮かぶ『粟島』が見え、素晴らしいところでした。
帰りは日本海側を北上し帰路に就く。途中鮭の孵化場のある所を通ると鮭の直売をやっていたので覗いてみる。
朝市で買ったイクラよりも安く売っていたので又買い込む。なんか前に買ったのが損をした気分になる。

更に北上すると名勝『笹川流れ』の景色に見とれる。昨日は雨で良く見えなかったが今日は素晴らしい。

   名勝・笹川流れ

更に北上すると突然真っ白な『鳥海山』が目に入る。

日本海に浮かぶように鳥海山が見える

素晴らしい景色を目に焼き付け夕方無事帰宅。素晴らしい忘年登山を楽しむことができました。